円形脱毛症
円形脱毛症について
円形脱毛症とは
白血球が毛根を攻撃して炎症を起こしたことが原因で毛が切れてしまい抜けてしまう疾患です。原因はよく分かっていませんが、毛根のメラニンを攻撃していることは分かっています。
そのため、完全な白髪では円形脱毛症の症状は出ないとされています。
円形脱毛症には、単発型、多発型、汎発型、全頭型、蛇行型などの種類があります。
脱毛の範囲が広いほど奏効率が下がってくる傾向があります。また、発症してから6か月以上無治療でいると奏効率が下がってくる傾向があると言われていますので、早めの診断と治療介入が必要です。
診断するには
ダーモスコピーなどの拡大鏡でみて、切れ毛、感嘆符毛、黒点などの円形脱毛症に特徴的な毛が無いかを見たり、抜け毛に毛根が付いていないかを見たりします。円形脱毛症によって抜けた毛には毛根はついていません。
また、円形脱毛症以外にも瘢痕性脱毛や感染症による脱毛症などで判断しにくいものも一部ありますので経過によっては病理検査などを行うこともあります。
治療方法としては
毛根での炎症を抑える治療が基本となります。
ステロイドの塗り薬・注射、液体窒素での凍結療法、紫外線療法(エキシマレーザー、エキシマランプ)、局所免疫療法(DPCP、SADBE)、JAK阻害薬(オルミエント、リットフーロ)があります。
診療時間
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9:30~12:00 |
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12:00~16:00
(予約外来・手術) |
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16:00~19:00 |
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※木・日・祝は休診とさせていただきます。
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