多汗症・ワキガ

河合皮膚科
多汗症、ワキガ
多汗症・ワキガ

多汗症、ワキガとは?

多汗症とは、汗の量が異常に多いために日常生活に支障を来たしている状態のことです。
日本人の1~2%が多汗症といわれていますが、実際に医療機関を受診する人は10人に1人というデータもあります。
また、ワキについてはアポクリン腺という汗腺からの汗は臭うためワキガの原因となります。 

 

患者層は?

10代から40代の患者さんが多いです。年齢とともに症状が落ち着くことが多く、50歳以上の患者さんは少なくなる傾向があります。
男女では特に患者数の差はなく、当院においては、手>ワキ>足>顔の順で患者さんが多いような印象です。

治療方法は?

外用薬、内服薬、イオントフォレーシス、ボトックス注射、手術、レーザー治療があり、部位によって適応があったりなかったりします。

多汗症、わきが

手足 外用薬、内服薬、イオントフォレーシス、ボトックス
ワキ 外用薬、内服薬、ボトックス、手術、レーザー治療
顔、頭 外用薬、内服薬、ボトックス

塩化アルミニウム外用薬
(ローション、軟膏)
焼きミョウバン外用薬について

はっきりとしたメカニズムは分かっていませんが、汗管(汗を出す管)内の細胞に作用して汗管を閉塞させることで汗の量が減ると言われています。

濃度が高いほど効果が出ることが多いです。
塩化アルミニウムの方が焼きミョウバンより効果が高いことが多いですが、刺激性があり一部の人でカブレることがあります。

1日に何回でも塗ってください。1回で効果の出る人もいれば2回や3回で効果の出る人もいます。
カブレることが無ければ、全身のどこにでも使用できます。

料金(自費)
塩化アルミニウムローション 20% 1,000円(税別)
50% 1,500円(税別)
塩化アルミニウム軟膏 30% 1,000円(税別)
焼きミョウバンCr(D-tube) 1,800円(税別)
焼きミョウバンスティック(D-bar) 1,500円(税別)
 

イオントフォレーシスについて

水道水に手足を浸して、微弱な電流を流す治療法です。
はっきりとしたメカニズムは分かっていませんが、水道水に電流を流した際に生じる水素イオンが汗腺(汗を出す細胞)に作用して汗を作れなくして汗の量が減ると言われています。

2週間に1回の頻度で実施します。効果の出方によっては、頻度を増やしたり減らしたりします。

手足にしかできません。

料金(自費)
1回1か所 660円(3割負担の場合)
例… 手のみ 660円(3割負担の場合) 手足 1,320円(3割負担の場合)

ボトックス

汗腺(汗を)出す細胞の周りに付着している筋肉に作用し汗を作る細胞から汗が出られなくなってしまうことで、汗を減らすと言われています。

手・足・ワキに適応があります。
汗の出る範囲に1-1.5cm間隔で注射します。
通常は2,3日で効果が表れ、1,2週間くらいで安定します。持続期間は個人差がありますが、ワキでは6~9か月程度、手足では1~9か月程度のことが多いです。

料金(ワキは保険か自費。手足は自費)
両ワキ 100単位 約23,000円(3割負担の場合)
50単位 20,000円(自費 税別)
両手 60,000円(税別)
両足 60,000円(税別)

内服(プロバンサイン)

アセチルコリンという神経伝達物質を抑える抗コリン作用により汗を抑えます。
効果の出る人と効果の出ない人がいます。効果が出る場合は、30分~1時間程度で効果が出て4,5時間程度持続することが多いです。

緑内障の方は症状を悪化させるため服用できません。

料金(保険)
1錠 3円程度(3割負担)

レーザー治療
(ミラドライ)について

ミラドライ

ワキの皮膚の下にある汗を出す細胞が存在する層でマイクロ波の作用で熱を発生させて汗を出す細胞を破壊することで汗を減らします。

麻酔の注射をワキ全体にしてから、レーザー照射をします。施術中は麻酔により痛みはありません。 手術と比べると術後のダウンタイムはかなり少ないですが、術後は皮膚の下がゴツゴツする感じややや引き連れた感じがしばらく続きます。日常生活には差支えの無い程度です。

汗腺を100%破壊するわけではありませんが、約60-70%程度は汗やにおいが減少する患者さんが多いです。症状の再発や効果が不十分な場合は複数回の施術が必要な場合もあります。

料金(自費)
両ワキ 150,000円(税別)

わきが(腋臭)手術について

反転法(保険) 片ワキ 約21,000円(3割負担)
イナバ法 200,000円

剪除法

ワキの皮膚のしわに合わせ、2,3か所程度を3-4cmくらい切開し,指で皮膚を裏返しはさみで少しずつ切り取っていく方法です.
皮膚を裏返してワキガの原因となるアポクリン汗腺を丁寧に切除します。

剪除法

イナバ法

脇に1か所1、2㎝程度を切ったところからカミソリの刃がついた特殊な器具をさし込み,ワキガの原因となるアポクリン汗腺を削り取ります。
剪除法と比べて傷跡が小さく少ないこと、剪除法では届きにくい範囲も施術できることが利点です。そのため、術後の効果も剪除法より大きい傾向があります。

イナバ法

※術後に両腕の安静を保つことが難しく合併症が出やすいため、片ワキずつ手術することを推奨しています。
※アポクリン汗腺と一緒に毛根も切除されるので脱毛効果もあります。

手術後 ガーゼ固定10日間(翌日よりワキ下のシャワーはOK) 

 

抜糸
その後はストレッチ継続。

術後7日間禁止
・重いものを持つ
・高く腕を上げる

合併症 1 血腫
2 感染
3 拘縮
4 テープかぶれ


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